ナカムラ ユズルは、1976年から本格的に創作活動を始めました。 このブログでは、彼の最新の作品から歴史的な作品まで、様々な表現形式による彼の作品へのアクセスを提供します。 今後、ナカムラ ユズルの新たな作品の情報は、このブログでのみ提供します。 Yuzuru Nakamura has begun art creation activity in earnest from 1976. Access to his work by various expressive means is offered to from his latest work in historical works by this blog. Information on his new work will be offered only by this blog from now on.
    
無形のちから1

無形のちから 1  58.5×53.0×5.0 2014


人間の視覚感応に関わるものは実体に接してこそ、体感し、感情に働き、認知、認識がはじまります。
にもかかわらず、 2015年8月の個展発表以後、作品の発表はせず、このブログにおいて、作品情報を発信していきます。順次制作して、このブログを通じて多くの人に見ていただきたい。
 また、創作にかかわり、日々考えたこと、感じたこと、社会について考えたことなども掲載します。
 また、アーカイブとして、過去の作品(未発表も含め)もできる限り、掲載していく予定です。
 どうぞ、ご期待ください。
                                                         ナカムラ ユズル




無形のちから 4

無形のちから 2  58.5×53.0×5.0 2014














































































































































 



一神教と密接にかかわりながら発展した資本主義が世界を席巻し、その影響は、生活世界にさまざまなひずみを噴出させ、われわれの将来や他者を省みない振る舞いにまで及んでいます。

 生の営みは、時間の経過とはなんら関係なくその内容が問われます。

 私の創作活動を振り返ることで、私の作品への理解に繋がれば幸いです。
 私の創作のはじまりは、板画に触発されて制作した「雑戯頌」と「童良子頌」です。私が板画に触発された理由は、省略と強調、文学性の取り込み、アヴァンギャルドな迫真性、イコンや民衆絵画の系譜にあります。
 現代美術と言われるものの影響を受けて、半立体、インスタレーション、アースワーク、版技法を用いた絵画と表現形式は変わりました。
 ある時、版木をドローイングのようにフロッタージュし、その表出した中に、彩や漆黒のゾーンが浮遊する自身の作品から独自のテーマ「無形のちから」を発見しました。
 創作は、素材など最低限のこと以外は決めずに、視覚的な対話を行いながら進めます。
 自由に進めているようでいて、現実は、経済的合理主義、模倣性の欲望、欲求を作り出し主観の意識を操作しようとする文化産業、社会システムと抗い続けているのかもしれませんが。

 芸術は天啓であり、内なる造形への想いから鑑賞者に感情作用を及ぼさなくてはなりません。創作においては、呼び起される感情こそが思考の前進に繋がりますから、内なる感情作用に思いを巡らさなければなりません。
 私の作品は、矩形の前提を外し原形に戻すことにより、絵画空間との分離関係を希薄化し、空間や場との関係性を踏まえた感情作用を及ぼそうとするものです。
 私は、簡潔であることの深さを追及して、無造作と洗練が混じり合う精神の輝きを、目途としています。
樹木が、溢れんばかりの太陽のエネルギーを過剰なまでに固定し、惜しみなく虫や鳥に与え、水と土を豊かにしてくれたからこそ、今の私たちがあるように、私の制作も、生命の循環としての利他的な営みそのものなのです。

ナカムラ ユズル


無形のちから7

無形のちから 7  58.5×53.0×5.0 2015


タイトル「無形のちから」の意味についてですが、孫子の兵法「無形の形」の「兵形の極みは、無形である。戦勝に一定の形無く、敵の形に因り、無究に応ずる」を引き用いています。
 矩形や円といった人間の通念や都合で作られた形ではなく、自然、宇宙に存する状態やかたち、不定形なもの、例えば、水のように柔軟に合わせられるもの、計画や作為を伴わないもの、省略と何もない空間からものごとの基本、本質的なことに至ることができると、私は理解しています。

 花、魚、◇、〇といった具体的な「かたち」をなくし、原形に立ち返ることで、残された色彩による感情感応が私たちの脳内に占めるようになり、新たな想像の世界が広がります。

 私の作品制作は、特定の師弟関係などはなく全くの自学自習で進んできました。その時々、かってな私淑による影響を受けながら、自分探しの旅路のようです。

 どのような作品を作ったらよいかを考えあぐね、何のために作品を作っているのか、作品を作ることの意義は何かについて、30数年ずっと考え続けてきたように思います。まだまだ、制作しながら考え続けなければならないと思っています。
           
ナカムラ ユズル


 

無形のちから 3

無形のちから 4 -Spiral Jetty 58.5×53.0×5.0 2014


無形のちから13

無形のちから 13  58.5×53.0×5.0 2015



無形のちから11

無形のちから 11  58.5×53.0×5.0 2015

我々人間の判断と行動の根拠には、「模倣性の欲望」と「システム化された文化産業」が大きく影響しています。芸術家と称する人間も、全く同様に、それらと格闘しているのではないか。「模倣性の欲望」については、「主体」による自発的な欲望の「対象」との二者関係の他に、「媒介者」が存在し、「媒介者」は、「手本」であり、「競争者」でもある。「主体」は「媒介者」の欲望を模倣することによってその欲望を発すると言われています。  「文化産業」は、経済的合理主義を背景に、操作と統制の巧妙な技術を駆使した抑圧的な方法により、主観の意識を操作し欲求を作り出します。
 芸術家は、その欲望や文化産業と必死に戦わなければなりません。
 言葉にするのも憚られますが、ムラカミ・タカシの作品などは、あらかじめ「システム化された文化産業」の屁のようなもので、それをコレクトする輩は、裸の王様の如きものです。そのようなものは、これまでもたくさんあり、何れは忘れ去られゴミとなってしまう運命にあるのでしょう。

ナカムラ ユズル


無形のちから12

無形のちから 12  58.5×53.0×5.0 2015


無形のちから10

無形のちから 10  58.5×53.0×5.0 2015

孫子のいう「無形の形」は、現代社会においても啓蒙的な意義が発揮されるべき見識を示しています。形のあるもの、組織システムなど、あらかじめ十分に見透かされてしまっており、攻められ易い。戦型のないものに対しては、如何ようにも攻める方法がない。

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無形のちから 5  58.5×53.0×5.0 2015

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